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2007/08/30

阿弥陀堂だより、を読んで

私は今年十一月で満七七歳を迎えます。数え年七七歳で喜寿と言うのだそうありますが「喜寿」の言葉は私には実感が湧きません。

配偶者控除も切り捨てられ老齢者にかかる税金は多くなり、通院にかかる費用も大きくなりました。高齢者切捨ての時代になったと思います。現代版、姥捨山のように思います。

新聞紙上には毎日のように高齢者の交通事故や事件が報道されております。!

南木佳士著「阿弥陀堂だより」(文春文庫)を読んで私は思う ここに登場する「おうめ婆さん(97歳)」が四~五十年も山深い阿弥陀堂で独居し暮らしてきたことに対して孝夫が胸を熱くした言葉は、私も同感したのでした。

また人の一生も四季が巡るのと同じなのだと記した「阿弥陀堂だより」に書かれている言葉を、今喜寿の道程を生きる私には生きる心の支えになったのでした。

雪が降ると山と里の境がなくなり、どこも白一色になります。山の奥にある御先祖様たちの住むあの世と、里のこの世の境がなくなって、どちらがどちらだか分からなくなるのが冬です。
春、夏、秋、冬。 はっきりしていた山と里との境が少しずつ消えてゆき、一年がめぐります。人の一生とおなじなのだと、この歳にしてしみじみ気がつきました。

私の同級生は100%病気を持ちでまた、逝かれた友も多くなりました。老齢者の抱える問題は神の授けた試練なのだと感じます。この試練は齢を重ねるごとに多くなります。

十四日前には37℃の高温でしたが今日は秋雨降る気温21℃の日に散歩しながら思いました。

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コメント

 わたしは映画しか見ていないのです。日本人の心の風景を映したような作品でした。一度見ただけでは分からない部分もありそうです。何となく原作と映画の相性がいいような感じです。原作を読んだ上で、また映像を楽しむとしましょう。

映画「阿弥陀堂便り」は良い映画でしたねぇ。
人生にも四季がある・・・本当にそう思いますヨ。
一日の朝・昼・夕方・夜 空の色も変化して夜には美しい月や星座が輝いています。
若い頃、夢中で分からなかったことが 今では理解できるようになったりしています。

南木佳士さんの作品を読んでまた映画も鑑賞いたしました。
映画の方が明るい感じがいたします。子供たちも沢山おりましたね 原作にはこれはありません 六川集落は廃村一歩手前の集落が背景にあります。ですから なお おうめ婆さんの 阿弥陀堂だよりの記事が強く感動を覚えました。感謝

 その年齢に達してみないとわからないことって結構あるものなのですね。私は晩秋の年齢に相当するのかと自分なりに思っておりますが、冬の景色はどんな風に見えるのか楽しみでもあり不安なところでもあります。

watari14さん 自分が歩いてきた人生の道程は各人それぞれ多様なので終楽章の奏でる曲は相当に違うのでしょうけど 

重い曲になるのはおなじなのでしょうかね 人間模様は波乱万丈が多いのではと思っています。

ありがとうございました。

先日、コメントを書いたのに表示されませんでした。
確認だけして、その後送信をしなかったのかも知れません。

涼しくなり、散歩にいい季節になりましたね。

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