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2009/05/01

青葉の笛

今日は五月一日 歳月人を待たず の例えの如く歳月は渓流の如く流れ去る。

昭和三年以前に生まれの人には懐かしい尋常小学校四年唱歌で習った歌の一つに「青葉の笛」という唱歌がある。大正生まれの姉は良くこの歌を口ずさんでいたので私の頭の中に刻み込まれている。哀調に満ちた名曲だと思う。

青葉の季節になると思いだす歌である。

源義経の奇襲で事実上、平家が負けた。一の谷の戦である海へと敗走する平家勢を追討した熊谷次郎直実が、波打ち際で馬に乗った敵将を組伏せて首を刎ねようとその顔をみたわが子と同じころの美少年だった。少年は腰に笛を差していた。昨夜敵陣から聞こえていた美しい管弦の調べは、こ人たちが奏でていたのである。しかし首を刎ねねばならぬ運命にあった熊谷次郎直実は泣く泣く首を刎ねた。
熊谷次郎直実はその後出家をし弔ったということだった。戦争とはいつの世も悲劇である

少年のころ姉から聞いていた物語を綴ってみた。その悲劇をうたった歌詞が

一の谷の 戦(いくさ)破れ 討たれし平家の 公達あわれ

暁寒き 須磨の嵐に 聞こえしはこれか 青葉の笛 

曲はIE検索「青葉の笛」で聞くことができた。わたくしもハモッテみた五月一日であった。

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コメント


「青葉の笛」私にとっても懐かしい曲です。
習ったころは、意味がわかりませんでしたが、
メロディーから切ない悲しみは伝わってきました。

今日歌詞の意味を知ることができました。
ありがとうございます。

ようこさん コメントありがとうございました。

ようこさんは学校では習ってないですよね 母上様からでは?

このような唱歌は消えてゆくのでしょうが名曲です。

熊谷市駅前ににその武将姿の銅像があってみたことがありました。政宗、信玄など戦国武将とは異なる、そんな逸話の人だと思いながら眺めたものでした。

watari41さん コメントありがとうございました。

歴史は大きなドラマを生みながら流れ去って行くのですね 

「青葉の笛」にはこのような物語があるのですねぇ~。
まだ童顔の美少年でしたでしょうに・・・戦は惨く悲しいものですねぇ~。

滅び行くものとか、さまざまな理由で苦心・苦労を重ねるものに思いをはせる心情を、かつての日本人はもっと大事にしていたように思います。
世界がいつの間にかマネーゲームと一部の勝者の都合でつくられてきたのも、厳しく反省する必要があるのだと思います。
ありがとうございました。

schmidt さんのコメントにあるようにマネーゲームと一部の勝者の都合でつくられてきたのも、厳しく反省する必要があるのだと思います。本当です。疫病は貧者からの無言の抵抗かと思います ありがとうございました

michikoさん 地獄とは「生老病死」のこの世であるように思うほどこの世は住みにくいですね 

なぜ短い人生を戦争で殺し合い 金かねの世で貧富の差
が大きくなり疫病が蔓延する。

悲しいかな人の世ですね 趣味で元気をだして生きましょう

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