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2009/06/06

梅雨入り

今日6月6日は旧歴の入梅にあたる。気温18℃霧雨が終日続いていた。Ume 読書をやめて午後3時に雨具を着て外にでた。庭の梅の木は今年多くの花をつけていたので梅の実が豊かな姿を雨露を覆いその姿を見せてくれていた。Gyouzyaninnniku

「行者ニンニク」の花も冷たい水滴に包まれていた。晴天にはこの姿は見られない。

静かな道を歩きながら読んだ本の記事を反芻していた。吉村 昭著「ひとり旅」(文芸春秋刊)序に奥様である津村節子さんの記事が胸を打った。吉村 昭氏の最後の著作であると記されていた。

この中のエッセイ「一人旅」を「ひとり旅」として表題にしたのは、彼が研究家の書いた著作も、公的な文書もそのまま参考にせず、一人で現地に赴き、独自な方法で徹底的な調査をし、資料はむこうからくる、と自負するほど思いがけない発見をしているその執念と、余計なフィクションを加えずあくまで事実こそ小説であるという創作姿勢が全編に漲っているからである

私は思った「戦艦陸奥 爆沈の真相」・「撃沈 雪の海漂う兵たち」 等々 身の毛もよだつような人間の悪魔的行動が生と死の刃渡り的な状況になったとき発生するのだと、そしてその真実は封印されてしまう。

また事件が歴史にもなったことも知った。

私は現代の報道やテレビも視聴率を高めるための「やらせ」までエスカレートしている現状に恐怖の念を抱く。

吉村 昭氏は病の身を負いながらの徹底的な調査「ひとり旅」を創作された。

私は生きる!ことの意義もふくめ大きな教えを受けたことに深い感謝をした。
真実の報道こそ新生日本の基盤になると考えながら入梅に入った灰色の空を見上げていた。 平成21年6月6日

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コメント

「戦艦陸奥 爆沈の真相」や武蔵もそうですが、人間の業なんですね。実に丹念な調査をしたものです。
当局は、その真実を封印したつもりでも探索の執念は、それを暴き出すんですね。

watari41さんそうなんですね 探索の執念は真実を浮かび上がらせます犠牲になった人々の魂とともに

コメントありがとうございました

「資料はむこうからくる」というのは、新聞記者の世界でも重要なポイントです。日常的には「足でかせげ」と言います。
 インターネットの発達によって「足でかせぐ」エネルギーが磨耗ししつつあるのは確かなようです。人によっては、新人記者がワープロで記事を書くのを禁じています。足でかせぎ、自分の頭と手で書くことを伝えたいのでしょうが、実際は単に不評なだけです。
 

schmidtさん 真実の情報は個人が確かめる時代に入ったのでしょうね。
足腰の立たなくなった高齢者は確かな情報が入らないし警察とか保健所等々の言葉が入ると信じてしまう
現代は信じてはいけない悲しい時代になりました。
情報は信頼あるNPOからとなってくるのでしょう。

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