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2009/07/02

文月に思う

あじさいが美しい色彩を放つころである。梅雨の風物詩でもある。色が変わってくることから「七変化」ともよばれているAjisai

今日は七月二日、いつのまにか七夕の月を迎えた。七月七日の夜、天の川を隔てて牽牛星が織女星に会う。これを助けるため(かささぎ)が集まって鵲の重ね橋となり織女が渡るということを幼少のころ亡き母から聞いた そして夜空を見上げたものである。

梅雨が明ければ夏である。海水浴のできる日も近いと待ちどうしくてしかたがなかったことを思い出す。時間がゆっくり流れていると感じた。幼少のときの時計は時間が長いのである。

近松門左衛門 作 人形浄瑠璃 「曽根崎心中」に鵲の橋が謡われている。

朗読教室に行ってた頃、先生にこの「道行」の詠を習った。暗唱できるようになった。とても深い思い出になった。

日本の文化芸術は素晴らしい。日本語の素晴らしさが文化芸術の基本にあったと私は信じる。

詠えの中の「寂滅為楽」とは何のことか私はわかりませんでした。調べてみたら

「生死を超越し、煩悩から解放されて初めて、真の安楽が得られるということ。」

現代では」このような四字熟語など消えて行くのでしょう。政治の世界も「マニフェストmanifesto」と英語熟語になってきました。アメリカと共生しなければ存続できなくなったニッポン 日本の文化芸術は無くなってしまうのだろうかと文月に思う

道行

此の世も名残り夜も名残 死に行く身を 譬ふれば。あだしが原の道の霜。

一足づゝに消えて行く。夢の夢こそ あはれなれ。

あれ数ふれば暁の。

七つの時が六つなりて残る一つが今生の。

鐘の響きの聞き納め寂滅為楽と響くなり。

草も木も空もなごりと見上ぐれば。

心なき水のおと北斗はさえて影うつる星の

妹背の天の河。

梅田の橋を鵲の橋と契りていつまでも。

我とそなた女夫星 必ず添ふと縋り寄り。

二人が中に降る涙 川の水嵩もまさるべし。

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コメント

 7月は、わたしの月(?)です。この9日で満58歳になります。自分の名前が「文月」からとられたものだ、とはついぞ聞いたことはありませんが、これからは自称することにしましょう。
ついでに「ブログ」という道具を使って雑文を書き散らす運命にあったのだとも。
 美しいアジサイをありがとうございました。

schmidt さんの誕生の月が文月でしたね 鬼谷算命占星学(東洋の占いの原点)schmidt さんの一生を支配する本性を占ってみました。
牽牛星を中心に持っています。几帳面でプライドの高い「まじめ人間」です。潔癖で、責任感が強い人でハメをはずすようなことはほとんどなく、常識や世間体、家柄や家風、社風などを気にして、みっともないことはしない優等生タイプといえます。自制心が働くので、時には面白味に欠けるとか、気弱な人とみられることがあるかもしれません。
しかし、つねに自分がいる場や立場を全体的な目でとらえる冷静さは立派なものです。文月に生まれたので知的なことは違いがありませんが野人的な面が強まるでしょう。また腹に司録星を持っておりますので人情味がでるため、人間関係に穏やかさを増し、人生の浮き沈みが減ります。このタイプの有名外人ではシュバイツァー・ヘンリーフォンダ。
良い星を持って誕生されました。
<「ブログ」という道具を使って雑文を書き散らす運命にあったのだとも> 当たりましたね
追記;鬼谷算命占星学をこの道の権威である中森樹庵先生の講演会に行き感銘を受けました。多くの著書があります。人間一人一人の宿命があると強く感じました。

schmidtさんに関する算命学、良くぞというくらいにピタリ、ピタリですね。驚きました。

道行は実にリズムに良い文ですね。もう何百回か、いろんなところで聞いている文章ですが近松門左衛門さすがですね。当時は一般人で、全く学のない人も浄瑠璃を聞いているうちに、日本人としての教養が身についているんだと、司馬遼太郎が小説で書いてましたね。
「菜の花の沖」だったと思います。現在の北方領土のところで、北前船を操る高田屋嘉兵衛はロシアの軍艦船長ゴローニンと対等に渡り合うんですね。
ロシアの将校は嘉兵衛を相当な教養人と見ているんですね。司馬さんはそれを浄瑠璃から学んだとしか考えられないというんですね。

watari41さん 確かに浄瑠璃をきくことにより知識・感性が養われていたのだとおもいます。

人形の動きもまさに魂が入ってるように感動をおぼえます。

庶民の人間愛が自然と生まれてきたのですね
高田屋嘉兵衛氏も浄瑠璃をつうじて教養を取得したのでしょう

ありがとうございました。

 鬼谷算命占星学の結果を興味深く拝見しました。わたしも企業人の卒業期が近づくにつれ、いろいろと考えることも多くなっており、大変、参考になります。
 かみさんにも見せて、しみじみしたいと思います。(笑)

schmidtさん 参考になること間違いありませんよ 遊行期を楽しく奥様とお過ごしください。

文月のふみさんの「誕生を祝します。」

梅雨の晴れ間の紫陽花は白、水色、紫、赤と色とりどり
鮮やかで、うっとうしい季節をわすれさせてくれますよね!

クオリアさんのお気持ち、よ~く理解できます。

元気で動ける残りの時間が我が命だと思い、日々充実して思い残すことのなきようにと心がけております。

michikoさんコメントありがとうございました。

時間をすごす充実感ができてなによりお幸せですね

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