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2010/07/10

病跡学

ラジオ深夜便で筑波大学教授・精神科医の高橋正雄さんのお話し「病や障害を抱えながら生きる人間の生き方について学ぶ学問を」「病跡学」という。
私は「病跡学」を初めて知り面白いと思った。人は病みながら生きている高齢になると複数の病を抱えながら生きている。
興味を持ったのは世の中で天才という人が病を抱えながら大きな成果をあげて人々に感動を与えていると言うことであった。文学の天才と称される 夏目漱石も20代後半に追跡妄想になり高等師範の講師エリートコースを捨てて松山中学の先生になり、30代後半にも症状があったという。40代後半には精神状態が悪化した時があった。名作はそのようなときに生まれたそうである。

作品「坊っちゃん」を「病跡学」を念頭において読み直してみた。登場人物は赤シャツ、野だいこ、山嵐、うらなり、などいずれもひとクセあるので面白いなるほど病や障害を抱えながら生きる人間の姿が見えてきた。

新潮文庫編 文豪ナビ「夏目漱石」の中に「坊っちゃんの赤シャツ退治は、「自分の心の善良さを保つために、自分の心の中の邪悪を断つ話」とも読めるわけだ。だとすれば、やや深刻な話とも言えるか。

と書いてあった
筑波大学教授・精神科医の高橋正雄さんの著書「『漱石文学が物語るもの 神経衰弱者への畏敬と癒し』(みすず書房、2009年)」を読んでみようと思った。
難しいかもしれないので理解できないかもしれないが高齢化社会には必要なことだと思う。高齢者には話し相手が居ることが生きがいなのだから

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コメント

世に名作として感動を与える作品は作者自身が何かに苦しみ耐えて生み出したからでしょうか?
素晴らしいのですよね!
その作品が生まれた時代や作家の人生を知ると納得できることが多いですねぇ。

michikoさんコメントありがとうございました。

たしかに>作品が生まれた時代や作家の人生を知ると納得できることが多いですねぇ。<

納得できることが小説の読み方かもしれませんね ただ読むより感動を得られる手段にもなるのではないかと思います。

 なるほど「病跡学」というんですか。真夏に雪の作品をと、としゃれるつもりで川端康成さんの「雪国」を読み返しているんですが、主人公の心理に危ういものを感じて仕方がありません。「雪国」は明らかに主人公のキャラクターに文学者の目が反映されているタイプです。しっかり分析する力が自分にあればなあと思います。

 中学生のころに初めて読んで以来、何度か読み返したはずです。でも、こんな感じは初めてです。とにかく最後まで読み通そうと思います。

schmidtさんコメントありがとうございました

>中学生のころに初めて読んで以来、何度か読み返したはずです。でも、こんな感じは初めてです<
文学少年だったのですね schmidtさんはいい時代に生まれて良かったですね

「病跡学」を知ってから本を読むといろいろと感じることが出てきました。よかったですこんな感じは初めてです私も

「病跡学」なるほどと思いました。
漱石が精神病を抱えていたことは、聞いたことがありました。
芥川龍之介もしかりですね。川端康成さんにも、神経のあまりに
研ぎ澄まされたところがありました。太宰治もそんな感じがしますね。
面白い解析というか分析ですね。

ラジオやTVを聞きながら、話し手の本が読みたくなることが、けっこうありますね。
「病跡学」と言う、名前なのですね。
「ラジオ深夜便」をのぞいて、高橋正雄さんを探してみます。

watari41さんコメントありがとうございました。
天才はすべて精神病を抱えているようですね 短命でも世に多くの作品を残して逝く もったない

ようこさんコメントありがとうございました。

音楽家や画家も天才となると何か精神の病を持っていますね正常のこころと共生することで芸術が生まれるのでしょうか 文学でも同じなのでしょう ペンが何かの力で書かされているとか

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