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2010/09/20

敬老の日に思う

敬老という言葉がなにか虚ろに聞こえる世の中になった。統計地図は65歳以上の割合が50%以上の地区は赤20%未満は青で示されている。高齢化が急速に進んでるのが一目瞭然とわかる。
国勢調査が今年実施される。

私が過ぎ去った喜寿を迎えた日に妻から長生きしてよと言われて思った。長生きするほど悩みは多くなる。がん・痴呆症・腰痛・耳鳴り・かすみ眼・等々医療では治らない老化現象である。新聞広告やTVの広告にはサプリメントがあたかも即効性のあるがごとく宣伝されている。効果があった方々の幸せな例も紹介されている。体質により効果がある人もいるのかもしれないが私の遺伝子では効かないと思う。おどろいたことに動いていない遺伝子をONにする方法もあると聞いたこともある。

妻や家族に迷惑かけたくない旅立ちを願う、されば何歳くらいまで生きたいのかと自問自答してみて「75歳くらいがいいかな」と思っていたら傘寿を迎えてしまった。いまはどうすれば満足な死を迎えるかに変わってきた。尊厳死を禁じられている日本では死への旅立ちには大きな苦難を乗り越えねばならない。ピンピンコロリを望む人は多いが、現実は厳しい。

100歳の行方不明者があまりにも多いショキングなニュースがあった。
尊厳死が認められてもよいのではないだろうか、国の税収を圧迫している老人医療費も大きく軽減されるのではなかろうか少子高齢化の問題も好転され国力が大きくなるのではないか。
近代医療技術は高度な進歩を続けている。不老不死の領域までも研究されている。これの恩恵にあずかる方々は大富豪に限られるのだろうが「はたして生きがいとは別個なことだと思う私の貧困層のヤッカミカモシレナイが」

新聞報道やサプリメントに取り上げられる「青年のような老人」は特殊な数少ない老人である。QOLのない高齢者が多いのが現状である。QOLを高めたい願望から高価なサプリメントを飲用して挫折する。QOLを高める魔法の医療やサプリメントはないと思うのは私だけだろうか「寝たきりの長寿は苦しい介護人も苦しい」家の崩壊にもつながっている。
高齢者の家の火災が多い「火災原因調査中」と報道されるが原因結果は報道されない。

自宅の呼び鈴がなった。玄関に出てみた町内の理事さんが傘寿のお祝い金を持ってきてくれた。最敬礼してお受けした。

丸善で久坂部羊著幻冬舎新書刊「日本人の死に時(そんなに長生きしたいですか)」
「大学病院の裏は墓場(医学部が患者を殺す)」「無痛」の購入金にさせてもらった。
一気に読んだ多々著者の記事に共感することが多かった。いわく「私は長寿はよいとは思いませんが、天寿は否定しません。ほどほどに死ぬのがいいと思います」と、そのほか教えられる記事が多々あった。

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心と体」カテゴリの記事

コメント

 QOLは本当に重要ですが、現実には難しいんでしょうね。わたしの回りでも、痛みや苦しみと戦っている同世代が増えてきました。いざというときに慌てない書覚悟をとも思いますが、たぶん、わたしは無理だと思うのです。

schmidt さんコメントありがとうございました。
>いざというときに慌てない書覚悟をとも思いますが・・・

大丈夫ですよ 人に尽くす心の持ち主schmidt さんには天命が決めてくれるでしょう ご活躍祈ります。

医学の進歩が病気治療に大変貢献したことはとても有り難いと感謝していますが、
大正、昭和の前半は人間が人として尊厳を持って死を迎えられた時代でした。
現在では認知症になっても死ねない(生かされてしまう)時代になっているようで
人として それは幸せな生き方、価値ある命ではないように思います。

michikoさんコメントありがとうございました。

TVでは認知症番組が多く放映されていますね 病院はどこも老人患者で満員の盛況です。

生かされての長寿はまちがいですね
世の中検察まで犯罪を犯す時代 日本はどーなってゆくのでしょうね 信じることができなくなると病気になってしまいます。

「ほどほどに死ぬのがいい」。その通りなのですが、現実となるとなかなかそうはいきません。
認知症の上に、食事もとれなくなった叔母さんがおりました。胃にチューブを差込ますか、それとも、そのままにしますかと問われて、従姉はチューブを断れなかったそうです。わけのわからないまま5年間百歳近くまで生きました。従姉はどうだったんでしょうかと自問しております。子供にとっては難しい判断を迫られる場合がありますね。

watari41さんコメントありがとうございました。知人がチューブからの栄養補給で生きていますが自分でチュウブを外すものですからベットに手を縛られているのです。苦しいですね
現実と理想の心の隔壁が大きいです 介護する方が苦しみます。 介護者を支援するボランテアも増えてきました。
オランダは安楽死が法で認められておりますが法案成立までの大きなドラマがあったようようですね
日本も医療技術の進歩で寝たきりの超高齢者が急増してくることでしょう
財政赤字・その上、弱い日本・これから青壮年は苦難の多い道程が待っていますね

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